こんにちは、しゃいにーです。
ゆるく楽しく続ける英語シリーズ第4回は『結果を焦らず過程を楽しもう』です。
↓前回はこちらから
ゆるく楽しく続ける英語③英語に「触れる」時間を増やそう
↓最初から読みたい方はこちら
ゆるく楽しく続ける英語①挫折しないための目標のたてかた
contents
結果を焦らず過程を楽しむほうがいい
結果を焦ってもいいことはありません。
それよりも、ゴールにたどり着くまでの過程を楽しめるように工夫をしていくほうがよっぽど生産的です。
結果はそんなにはやく出ない
そもそもの話ですが、英語の勉強をはじめてたとえば3ヶ月程度がたったからといって英語が劇的にできるようになるなんてことはまずありません。
「たった3ヶ月でTOEIC800点」とか「留学半年で英語がペラペラに」とか短期間ですばらしい成果をたたき出した人たちの体験談や勉強法などはネット上をさがせばいくらでも出てきます。
でも、開いてみるとわかりますが、その人たちのほとんどがその短期間のあいだで鬼のような勉強量をこなしています。
そりゃあ、多少の戦略はあるでしょうが、一定量をやるのは前提です。
ちまちまと仕事や家事育児の合間に1時間程度の勉強をたった数ヶ月程度つづけたくらいでは伸びません。
結果なんてものはそうそう出ないのが当たり前なんですよ。
楽しみながら続けていくうちに結果が出るのが理想
だから、結果に焦点を当ててしまうのはやめましょう。
それよりも、どうやったら楽しく勉強が続けられるかを考えてください。
勉強に飽きたら海外ドラマを見たり、洋楽を聴いたらするのもいいでしょう。
自分に合った英語学習の方法をさがして、成長過程そのものをエンジョイしてください。
そうして楽しんでいるうちに気がついたら英語が以前よりも読めるようになった、聞こえるようになった、というのが理想的です。
【体験談】結果を出したくて焦っていた学生時代の話
とはいえ、わたしにも結果を出したくて焦っていた時期があります。(というか今もときどきある)
学生時代の話です。
大学受験に失敗して、専門学校に入学したわたし。
高校が進学校だったので、まわりの友達はみんな大学生でした。
プライドもあったので意地でもここで結果を出さなければという気持ちでいっぱい。
とにかく結果をだしたくて焦っていました。
だんだん勉強が嫌に・・・
そうした「結果をださなくちゃ!」という気持ちで勉強をつづけるのですが、なかなか結果が出せません。
英検には落ち続けるし、TOEICは500あたりからまったく伸びない。
あせる気持ちと伸び悩むスコア。
だんだんと好きだった英語の勉強にも嫌気がさしてきました。
学校から帰宅しても課題に手をつけるのが苦痛でしかたがなかったです。
そしてついに一切の勉強をやめてしまいました。
映画や洋書にハマる
もうテストなんてどうでもいい。
そう思って勉強はやめてしまったけれど、英語そのものをあきらめることができなかったわたしは、映画と洋書に手を出し、まんまとハマります。
TSUTAYAでレンタルした映画を学校もサボって朝から晩まで見続けた日もあれば、本屋でまとめ買いしたラダーシリーズの洋書をもくもくと読み続けた日もありました。
そのほかにも、ネットのペンパルサイトで知り合った男の子とやり取りをしたり、外国人が集うバーでナンパ待ちをしたりと、遊びの中に英語を取り組むような生活をしていました。
学校もサボりがちだったので、少しの罪悪感はありましたが、とにかく楽しくてしかたがなかったのを覚えています。
TOEICのスコアがどんどん上がる
そんな生活をしばらく続けていたら、なんとあれだけ伸び悩んでいたTOEICのスコアがポンっと伸びたのです。
500台立ったスコアがはじめて600台に、その次に受けたTOEICは700台、そして800台へと半年ほどでぐんぐん上がっていきました。
その間で英検の準1級にも合格。
とてもびっくりしました。
結果がほしくて焦って勉強していたときはぜんぜんだったのに・・・
↓関連記事
「英語が伸びない・・・」スランプから抜け出す方法【体験談】
結果よりも楽しむことを優先しよう
学生の時の経験から学んだことは、結果を焦っているうちは伸びないということです。
そっちばかりに意識がいって、英語の学びに集中できないどころか勉強自体が嫌になってしまう。
そんな状態で勉強をつづけても、そりゃ伸びるはずがないですよね(笑)
だから、あまり結果に執着せずに、英語の学習過程そのものを楽しむことを意識してみてください。
心配しなくても続けてさえいれば英語はかならず伸びます。
伸びるときって一気にガツっと伸びることがおおいので、スランプ気味でも気にしない方がいいです。
わたしの知るかぎり、英語のできる人はみんな学習そのものを楽しんでいます。
「なんで伸びないの・・・」よりも「全然わからんけど英語たのしー!」と思っていたほうがトクですよ。