こんにちは、しゃいにーです。
英語は生涯学習。
ストイックに短期間でマスターするのは修羅の道です。
がんばるぞ!と意気込んでスタートダッシュをきめたものの、途中で息切れして立ち止まってしまう可能性を考えたら、コツコツながーく続けていくことが結局は英語上達までの近道だったりします。
とはいってもゆるく続けるのも結果を急がないぶんモチベーションを維持するのがむずかしい・・・
そこでまず大事なのが目標設定です。
ここを少し工夫することで力まずともながーく勉強を続けていくことができます。
というわけで今回はゆるく長く続けていくために、効果的な目標設定のしかたについてお話しします。
実際にわたしが実践している方法ですので、効果は実証済み。
今年の3月から現在にいたるまで7ヶ月間モチベーションを維持しつつゆるゆると英語学習をつづけています。
「社会人のやりなおし英語をがんばりたい」
「ストイックなやり方が合わない」
「もっと肩のチカラを抜いて勉強したい」
こういった方々にとって参考になる内容となっていますので、あてはまるかたはぜひ読んでみてくださいね。
contents
ゆるく楽しく続けるための目標のたて方
ゆるく続けていくためには目標を大きな目標と小さな目標の2種類をたてることが大事です。
大きな目標と小さな目標にはそれぞれ違う役割があります。
とくに重要なのが小さな目標。
この小さな目標を上手にたてて利用することでゆるくても長く続けていくことができるようになるんです。
大きな目標と小さな目標
まず、大きな目標というのはあなたが最終的に到達したいゴールのことです。
TOEICで900越えたいとか、ネイティブと英語でペラペラと会話したいとか、ありますよね。
これをそのまま大きな目標として設定します。
ただし、目標達成までの期日は未定にしておくこと。
あくまでも「ゆるく楽しく」なのでガチガチに期日を決めてプレッシャーをかけるようなことはしません。
ぼんやり「いついつまでにこうなってたらいいなー」くらいのアバウトさでおっけー。
つづいて小さな目標ですが、これは大きな目標を達成するまでの中間目標みたいなものです。
ゆるく続けていくためには大きな目標だけだと挫折しがちです。
ストイックに毎日何時間も勉強する人は短期間で結果を出すことも可能ですが、ゆるーくコツコツ続けていく場合は、当然、目標達成にかかる期間が長くなります。
大きな目標だけだと、ゴールに近づいている実感がなかなか得られず、やる気の低下につながってしまうんですよね。
「勉強してるけど、これチカラついてんのかな?」って。
だから、そうならないために中間目標である小さな目標をたてることが大事なんです。
「TOEIC900の中間目標としてTOEIC600をめざす」ではダメ。
ここまでで小さな目標をたてることの重要性を理解していただけたと思いますが、実はこの小さな目標はたてかたもめちゃくちゃ大事です。
たとえば、TOEICで900点をとることがあなたの最終目標だったとします。
中間目標をたてるにあたってTOEIC600ぐらいを小さな目標として設定したくなるひとは多いかもしれません。
でも、これだとダメなんです。
なぜかというと、TOEIC600も人によって達成にどれくらいの時間と勉強量が必要になるか変わってくるし、達成してみないとどれくらいの時間と勉強量が必要だったかもわからないからです。
結局、大きな目標で挫折するのと同じ理由で挫折する人が出てきてしまう。
だから、わたしがおすすめするのは次のような目標です。
「問題集を1冊やりきる」
「単語帳の単語を700個覚える(9割正解で合格)」
ちがい、わかりますか?
これ、どちらもTOEICの出題傾向とか受験する回の難易度は関係なく、自分がきちんとやりさえすれば達成できる目標です。
問題集1冊なら、途中でも「あと○ページやれば終わる!」と達成までのイメージがわきやすいし、単語を700覚えるのも、途中で自分でテストしてみれば覚えきれていない単語をあぶりだすことができるので、「あと○個覚えればいい」と具体的にわかりますよね。
自分の勉強ペースから達成にかかるおおよその時間もわかります。
100題ある問題集を1日2題ずつやれているから50日かかるな、とか。
ようは、「ゴールが見える」ということが大事なんです。
小さな目標をひとつ達成したら、また違う小さな目標をたてます。
2つ目の小さな目標を達成したらまた別の小さな目標をたてる・・・というように最終目標である大きな目標を達成するまで繰り返していくのです。
要するに、自分の努力次第で確実に達成できる小さな目標を都度たててこなしていくことでモチベーションを維持するということです。
まとめ:ゆるく楽しく続けていくためには小さな目標が不可欠
ゆるく楽しく英語の勉強を続けていくためのポイントは以下の3つ。
- 大きな目標と小さな目標の2種類をたてる
- 大きな目標の達成期限を決めない
- 小さな目標は達成までの道のりがイメージしやすいものに
この3つのポイントをおさえることで、ゆるくてもしっかり着実に英語上達へのステップを上っていけます。
まあ、あまりむずかしく考えなくて大丈夫です。
とりあえず、小さな目標をひとつたててみてください。
そして、大きな目標のことはぼんやりと頭に置きつつ、目の前の小さな目標に集中してみてください。
達成したら、2つめの小さな目標を設定して、またそれだけに集中する。
そうやってゆるゆると少しずつこなしていくうちに、いつのまにか大きな目標の達成にぐんっと近づいているはずです。
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