こんにちは、Shinyです。
英語で「〜したほうがいい」と人にアドバイスするときの表現として使われるshouldとhad better。
聞いたり読んだりするときはなんとなく理解したつもりになるけれど、実際に自分が使うとなると違いがよくわからないという人も多いのではないでしょうか?
今回は、そんなあなたのためにshouldとhad betterの違いについて説明します!
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ニュアンスの違い
shouldとhad betterでは、その表現に含まれる言外の意味が異なります。
次の例文を見てください。
You had better wear the coat.
どちらも日本語に訳すと「コートを着たほうがいいよ」となりますが持っているニュアンスは全然違います。
You should〜はその助言にしたがうことで好意的な結果を得られることを暗に示しています。
アドバイスというよりは提案に近いです。
一方で、You had betterには「もし助言に従わなかったら、大変なことになるかもよ」というネガティブな意味を持っています。
忠告や警告とも言えるかもしれません。
これを踏まえて先ほどの例文の意味を考えると次のようになります。
You should wear the coat.
コートを着たほうがいいよ(そうすればあったかいよ)
You had better wear the coat.
コートを着たほうがいいよ(じゃないと風邪ひくよ)
似ているようでニュアンスが全然違うのがわかりますか?
shouldはコートを着ることで得られるポジティブな結果を予想するのに対して、
Had betterはコートを着なかった場合に起こりうるネガティブな結果を想定しています。
迷ったときはshouldを使う
自分が人へのアドバイスをするとき、shouldを使うべきかhad betterを使うべきか迷うことがあると思います。
そのときはshouldを使いましょう。
had betterはかなり強く、目上の人に使うと失礼にあたります。
先生が生徒に使うことはあっても、生徒が先生に向かってhad betterを使うことはありえないということですね。
上下関係がはっきりしていない限りhad betterを使うのはその人との関係性にもよるので避けた方が無難です。
その点、shouldは万能です。
礼儀正しい印象を受けますし、文法も間違えにくいのでこちらを使いましょう。
had betterは否定形を間違えやすいんですよね。
ちなみにどう書くか分かりますか?
次の選択肢から選んでください。
- not had better
- had better not
- had not better
正解は②のhad better notです。
Shiny
参考になればうれしいです。