Shiny
あなたは、ネイティブに嫌な言葉を投げられて言い返したいのに英語が出てこなくて悔しい思いをした経験はありませんか?
わたしはあります。
わたしの夫はアメリカ人で日本語を話しません。
なので、二人の共通言語は英語です。
ずっと昔、付き合い始めた当初のわたしは今ほど上手に英語を話せませんでした。
頭の中で英作文をして、ぽつりぽつりと1文節ずつ言葉を発するレベル。
考え方の違いから何度もケンカをしてきましたが、大体いつも夫に英語でまくしたてられて、わたしは言い返そうにも思うように言葉出てこず、結局言いたいことも伝えられないまま、ただ悔しくて泣くだけ・・・ということが多かったです。
思っていることを伝えられないのはストレスだったし、自分が思うように伝えられないせいで同じことで何度も何度もケンカをするのにもうんざりしていました。
そして、ある日またいつものように口論になったときについにストレスが爆発してある行動を取ったところ、なんとそれまでに感じていたモヤモヤを解消することができたのです。
今回はアメリカ人の夫と口論になったときにわたしが取った「ある行動」についてお話します。
〇〇で言い返す
わたしが、ネイティブである夫と口論になり、言い返したいのに英語が出てこないときに取った行動。
それは、日本語で言い返すことです。
もうとにかく腹が立って仕方がなかったのと、それまでの口論でうまく英語で伝えられなかったストレスとでわたしはブチ切れ。
相手が日本語を理解しないというのはわかっていましたが、向こうが英語でまくしたててきて一向にわたしが英語を組み立てる時間が与えられないので、日本語で言いたいことをぶちまけました。
すると何が起こったか。
一瞬、時が止まりました(笑)
当然、夫はわたしの言っていることはが理解できないので、ポッカーン。
「今なんて言ったの?」
と聞かれ、そこでようやくわたしはゆっくりと思っていることを英語に直すことができたのです。
英語はあくまでもツールのひとつ
どうしてもケンカをすると、ヒートアップして向こうも聞く体制にないことが多いんですよね。
だから、日本語でまくしたてるというのはお互いに冷静になるのに役立ちました。
それに英語が出てこないからといって黙っているよりも、たとえ相手が言葉を理解できないとしても日本語で言いたいことを言ったほうが「なに言ってるか分かんないけど、何か伝えようとしてるな」っていうのは感じ取れるのでそのほうがいいんですよね。
英語っていうのはあくまでもコミュニケーションを取るための一つの手段なんです。
英語というツールが使えないのであれば、日本語で感情を思いっきりぶつける。
そうすれば相手も、何を言ってるんだろう?と聞く姿勢を整えてくれます。
別に英語にこだわらなくたっていい
「英語でコミュニケーションを取らなくてはいけない」というのは固定観念なんですよね。
あなたの思っていることを「伝える」ことが本来の目的なはず。
それなら、どうすれば伝わるかを考えたらいいんです。
Shiny