英語の目標設定のしかた【具体例あり】

しゃいにー
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こんにちは、英語学習サポーターのしゃいにーです。

本気で英語を学びたい!
短期間で成果を出したい!

そう思ったらまず目標設定をきっちりすることが大事です。

この記事では、英語学習の目標設定のしかたを具体例を交えて紹介します。

英語学習における目標設定の重要性

英語を学ぶときの目標設定は、ただ単に英語を学ぶことが楽しくて趣味や娯楽と化している人にとっては、さほど重要ではないかもしれません。

でも、受験で必要だとか、仕事でのキャリアアップを目標に英語を学ぶ場合は目標設定をきちっとしておくことで成功率が高まるのでかなり重要です。

ゴールが決まっていないと走り切れない

よく「人はゴールが決まっていないと完走できない」と言いますよね。

たとえば、ページをめくってもめくっても永遠に終わらない参考書があったとしたら、どう思いますか?

やる前からやる気が削がれてしまいますよね。

(よほどの勉強好きで「まだこんなに知識をつけられる!」とか思える人なら別ですが…)

なので、先に終わりを決めておくことが重要なんです。

特に英語は終わりのない学問です。

趣味でやるならいいですが、単に必要だからやるとか、他に情熱を注ぎたいことがあるなら、英語の勉強は最小限に留めておきたいところ。

しゃいにー
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自分でゴールを先に決めておかないと、いつまでも勉強を続けるハメになります。

ここがポイント

「終わり」を決めておくと、最後まで頑張れる

目標が定まっていないと途中でブレる

「英会話ができるようになりたい!」と思って英語の勉強をはじめたのに、いつまでたっても話せるようにならない人がいます。

その原因のひとつとして、英語の勉強を進めるうちに目標がブレてしまったということがあげられます。

たとえば、次のような感じ。

英会話には単語と文法が必要!
とりあえず中学レベルをやり直そう。

そう思って、中学レベルの復習から始めるのはいいことです。

間違ってるとは思いません。

でも、そのあとなぜか会話の練習には進まず、そのまま高校レベルの単語と文法の勉強に進んでしまう…という人がいます。

やってるうちに、本来の目的を忘れてしまってるんですね。

きちんと目標設定ができていれば、中学英語の復習が終わった時点でやるべきことは、習った単語と文法を使いこなせるように練習することだとわかるはず。

なので、最初にしっかりと目標設定をして、常に自分の今いる位置と、次にやるべきことを確認することが必要になります。

ここがポイント

目標を定めれば、ブレない、迷わない。

英語学習の目標の立て方

目標設定の大切さを確認したので、本題に入ります。

英語学習の目標の立て方、とは言っていますが、英語以外の場面でも応用できますよ。

目標は大きな目標と小さな目標の2種類を決める

目標を立てるときには大きな目標と小さな目標の2種類を考えます。

イメージとしては登山とおなじです。

山頂=大きな目標
中間地点=小さな目標


まず登る山を決めて、その山頂(大きな目標)にたどり着くために通過する中間地点(小さな目標)を決める。

しゃいにー
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これによって、途中で迷ったりブレたりすることなく着実に山を登っていくことができます。

大きな目標=最終的に達成したい目標

それでは、さっそくですがまずは山選びです。

繰り返しますが、大きな目標というのは、最終的に達成したい目標のことを指しています。

英語を学ぶことでどんな未来を得たいのか。

その最終的なゴールを考えてみてください。

難しいなと感じる場合は、あなたが英語を学ぼうと思ったキッカケを思い出すと上手くいきますよ。

以下に2つ例を挙げておきます。

①街で外国人に道をたずねられたけど、英語がわからなくてうまく案内できなかった。
外国人に道案内できるようになる

②好きなハリウッド俳優が自伝を書いたらしく、読んでみたいと思った。
ハリウッド俳優の自伝を読めるようになる

しゃいにー
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あなたが英語を学びたいと思ったキッカケはなんですか?

小さな目標=短期間で達成可能できそうな目標

大きな目標が決まったら、今度は小さな目標です。

登山の例で言うところの中間地点のことですね。

山を登るときに中間地点が複数あるように、英語学習における小さな目標に関しても、必要な数だけ設けます。

ただし、英語学習の場合、最初のうちはゴールまでに必要な中間地点はココとココとココ!みたいに決めるのは難しいです。

なので、ひとつづつ決めましょう。

しゃいにー
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ひとつクリアしたら、次の小さな目標を設定するイメージです。


大きな目標にたどり着くために必要なことはなんでしょうか?

先ほど挙げた例をとって考えてみます。

①外国人に道案内できるようになる

この大きな目標に必要だと思われることを考えてみると、

  • 基礎単語
  • 基礎文法
  • リスニング
  • スピーキング

でしょうかね。かなりざっくりですが。

道案内ができるようになるためにはライティングやリーディングは無理してやる必要はなさそうです。

しゃいにー
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もちろん、やればやっただけ効果はありますが、目標を達成するのに必要かと言われればそうではないでしょう。


話を戻します。

大きな目標を達成するために必要な要素をあぶりだしたら、取り組むべき順番を決めましょう。

上に挙げた4つの要素であれば、リスニングもスピーキングもベースとなる単語と文法がわからなければできません。

なので、必然的に単語と文法からやることになると思います。

しゃいにー
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ということで、小さな目標はひとまず「単語と文法をやる」・・・に設定してはいけません



ここでも大事なのはゴールを決めることです。

単語と文法をどこまでやるのかを決めておく必要があります。

そうでなければ、終わり時がわからず延々と単語と文法のインプットをし続けてしまいます。

しゃいにー
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これではいつまでたっても大きな目標である「英語で道案内」はできるようになりませんよね。


なので、ここまでやったらリスニングとスピーキングをメインの勉強にシフトする、というラインを決めます。

そうは言っても、初心者のうちは自分がどのくらいの語彙を必要としていて、文法知識がどれだけ必要なのかわかりにくいということもあると思います。

その場合は、仮にでもOKです。

たとえば、中学レベルの文法問題集をひとつ買って、これを3回解く、とかでもいいです。

で、3回解き終わったら、その時点でどう思ってもひとまずはリスニングやスピーキングなど別の勉強に軸をうつします。

目標を立てるときの注意点

目標、とくに小さな目標を立てるときの注意点ですが、とにかく具体的に設定することです。

先ほど小さな目標の例として「問題集を3回解く」と言いましたね。

このように客観的に見て達成度がわかるものがおすすめです。

それと、できれば中間目標として資格取得は入れないでください。

それ自体が大きな目標としてすり替わってしまうことが多いからです。

「就職活動でアピール材料として使いたい」など明確な目的がない限りは、避けたほうが無難です。

自分の最終目標である大きな目標を達成するのに必要かどうかという視点を常に持っておくと正しい判断がしやすいでしょう。

ここがポイント
  • 目標は具体的に
  • 資格取得は小さな目標には不向き

目標の立てっぱなしはダメ

こんな感じで目標の立て方を説明しましたが、目標は立てっぱなしが一番ダメです。

数カ月単位、あるいは小さな目標をひとつ達成するごとに「大きな目標」を確認して、それを達成するために今自分は何をすべきかというのを考える機会を設けましょう。

こうしてこまめにチェックすることで、英語を学ぶモチベーションを保つことができるし、目標を見失わずに済みます。

これは英語学習をしていて、迷ったり、なんだかうまくいかないなあと思ったときにも役立ちます。

目標って何だったっけ?
この目標を達成するのに今やってることは必要だろうか
今やるべきことは何か

そうやって再度確認することで道が開けることも多いです。

立てた目標はうまく活用してくださいね。

しゃいにー
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この記事が少しでもあなたの役に立てばうれしいです。

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