Shiny
少し前に、いつもTwitterで仲良くしてもらっているエイミーさん(@Eikaiwacoach)からリスニングに関してのバトンをいただきました。
「ネイティブの英語を難なく聴けるようになるまでにかかった期間やリスニングの量は?」
という質問です。
ツイートで簡潔に答えたのですが、もう少し記事で深堀りしてみようと思います。
ちなみにツイートで答えた内容は以下の通り。
エイミーさん、ありがとうございます!
Q. ネイティブの英語を難なく聴けるようになるまでにかかった期間やリスニングの量は?
A. 一言でいうと、期間は覚えてなくて、量はとにかく沢山!です。
曖昧な答えで申し訳ない…(^◇^;)
でも「勉強」として意識して聴いているうちは「難なく」というレ→ https://t.co/9kydbpKL1Q
— しゃいにー🌹英語のおねいさん (@shinylife_wj) 2019年5月9日
ベルにはならない気がする。
本屋にならぶリスニング教材を片っ端から全て聞いたとしても質も量も足りないと思う。
教材はテスト対策程度にして、あとは海外ドラマやYouTube、Podcast、実際の英会話などでリアルな英語を沢山聞く。
英語「を」聞くのではなく、英語「で」聞いて内容を楽しむ感じ😊
— しゃいにー🌹英語のおねいさん (@shinylife_wj) 2019年5月9日
エイミーさん、ありがとうございます!
Q. ネイティブの英語を難なく聴けるようになるまでにかかった期間やリスニングの量は?
A. 一言でいうと、期間は覚えてなくて、量はとにかく沢山!です。
曖昧な答えで申し訳ない…(^◇^;)
でも「勉強」として意識して聴いているうちは「難なく」というレベルにはならない気がする。
本屋にならぶリスニング教材を片っ端から全て聞いたとしても質も量も足りないと思う。
教材はテスト対策程度にして、あとは海外ドラマやYouTube、Podcast、実際の英会話などでリアルな英語を沢山聞く。
英語「を」聞くのではなく、英語「で」聞いて内容を楽しむ感じ😊
上記の内容をもう少し掘り下げて説明しますね。
contents
ネイティブの英語を難なく聴けるようになるまでにかかった期間とリスニングの量は?
わたしの回答は「期間は覚えてなくて、量はとにかくたくさん!」という、なんとも曖昧なものでした。
Shiny
「期間と量は?」という質問に素直に答えると、「とにかくたくさんの量を聞こえるようになるまで」としか答えられないのです。
リスニング能力を測るものといえば一般的にTOEICや英検などの資格試験くらいしかパッと思いつきません。
なので「ネイティブの英語を難なく聴ける」というのは個人の感覚で判断するもの、というか、試験で定期的に測ったりするものではないので、はっきりとこの時期に聴けるようになった!と言うことができないんです。
とはいえ、そんな曖昧な回答が聞きたいわけではないというのは承知しているので、わたしの思う「ネイティブの英語がスラスラ耳に入ってくるレベルになるためのヒント」をこれからお伝えしたいと思います。
これだけ聞いたらできるようになる!という明確な指標はない
まず、わたし個人の考えとしては「これだけの量を聞いたら誰でもネイティブの英語が難なく聞き取れるようになるよ」という明確な指標はないと思っています。
読解やスピーキングに関してはある程度コツというか、ルールが存在します。
なので、それさえ理解して使えるようになれば「これだけの量をこなせばこのくらいの力がつくはず」ということが言いやすいです。
Shiny
もちろん、音のつながりなど規則的な部分もあるので、そこをおさえておくとやりやすいということはありますが、頭で理解していればできるようになるわけではないのがリスニングです。
「聴く」「読む」「書く」「話す」の4技能のうち、いちばん習得に時間がかかるのが「聴く」こと、すなわちリスニングだと思ってください。
これを聞くと、「それだけ気の遠くなるような期間と量をリスニングに費やさなくてはいけないのか・・・」と絶望するかもしれませんが、全然違うので安心してくださいね。
リスニングを「勉強」と思っているうちはまだまだ
リスニングを伸ばしたいと考えたとき、まず多くの人は市販の教材に取り掛かることと思います。
これは別に悪いことではないし、むしろ初心者やニガテな人はここから入るのが正解かもしれません。
しかしながら、こういったリスニング教材を使って「勉強」しているうちはネイティブの英語を難なく聞けるレベルにはおそらくならないでしょう。
これは市販のリスニング教材の質が悪いからではありません。
書店に売っているリスニング教材を片っ端から購入して取り組んでも、質も量も足りないからです。
なぜ、足りないか。
それはほぼすべての教材が次のようなものだからです。
「CDの音声を聞いてリスニングをして、テキストの問題に答える」
問題を解いて答え合わせをして、聞き取れなかったところはもう一度聞いて・・・
このやり方では時間がかかりすぎるんです。
だから、ネイティブの英語を「難なく」聞けるレベルまで持っていくためには、こういった教材は早めに卒業する必要があります。
目安で言うと、英検準2級レベルの英語が聞けるようになったらもう卒業していいと思います。
もしくは次で紹介するリアルな英語教材と併用するのがおすすめです。
リスニングの「勉強」は卒業。「娯楽」へ。
英検準2級レベルが聞けるようになったら、もう英語のつながりなどの規則性はなんとなく感覚で理解しているはず。
なので、これからはネイティブスピードの英語をどんどん聞いていきます。
好きな海外ドラマでもいいし、お気に入りのユーチューバーを見つけるのでもいいです。
ちなみに、わたしの場合は以下のような感じでした。
- 洋画を1週間で5本借りてきてひたすら見る
- YouTubeのメイクアップ動画を英語でひたすら見る
- 海外ドラマにハマりまくる
こんな感じで自分の「好き」を英語でたくさん聞くようにします。
Podcastなども悪くはないですが、おすすめは動画です。
聞き取れなくても、視覚で理解できるから。
自分のお気に入り教材が決まったら、ここからはとにかく量!
聞き取れたかどうかはあまり気にせず、どんどん聞いていきます。
「聞く」というよりは「見る」という表現のほうが近いかもしれません。
日本語でテレビドラマやYouTubeを楽しむのと同じように、リラックスしてあくまでもそのコンテンツそのものを楽しむ感覚ですね。
合計どれだけの量を聴いたかわからないくらい夢中になって大量に聴く
テレビドラマやYouTubeなどのコンテンツに過去にハマったことのある人、今までにどれくらいの時間をそれに費やしたか覚えていますか?
たぶん、あまり正確には覚えていないと思います。
それと同じことを英語でやるということです。
言語が日本語から英語に変わっただけ。
そうやって夢中になってコンテンツを消費しているうちにあるとき気が付くはずです。
Shiny
わたしはそんな感じでした。
試しにTOEICを受けてみると、特に対策をしたわけでもないのにスコアがぐんっと上がったのを覚えています。
それまでどれだけ勉強しても伸びなかったのに・・・
やっぱり楽しんでやるほうが、自然と英語を聞く時間も増えるし集中できるし結果も出やすいんだと思います。
TOEICで高得点が取れるレベルになってからは、映像はなしで耳だけで英語でコンテンツを楽しむことも増え、リスニングではあまり困ることがなくなりました。
ただ、まだまだ語彙力がないので知らない単語が立て続けに出てきて内容が理解できないことはあります。
それでも、英語の音としてはきちんとキャッチできているので、たとえば、その単語を自分で発音して人に意味を聞いたりといったことはできるようにはなりました。
リスニングに関してはよほど癖のある話し方でなければ難なく聞き取れるレベルにはなったかなと思っています。
ネイティブの英語を難なく聞き取れるようになるために
ここまでに紹介したリスニングをネイティブレベルまで持っていくためのコツとしては以下の通りです。
- 市販のリスニング教材は早めに卒業
- 「勉強」の感覚がなくなってからがスタート
- 好きなジャンルの動画を英語でひたすら見る
- 聞き取れたかどうかは気にしない
- 映像と聞こえた英語でなんとなく内容が理解できればOK
- どれだけ聞いたかわからなくなるくらい夢中になって聞く
文法や読解の勉強の合間に息抜きとしてやる感覚で十分だと思います。
リスニングは基礎が身についたら勉強しちゃダメ。
遠い道のりに見えますが、ハマると時間があっという間に過ぎていくので問題なしです。
最後に、わりと英語学習者のみんながハマりやすいものを1つ紹介しておきます。
海外ドラマの「フレンズ」です。
ご存知の方も多いかもしれませんね。
少し古いですが、今見ても爆笑できるほど面白いのでぜひ。
ちなみに英語学習のために海外ドラマを見るならHuluがおすすめですよ。
Shiny