英語の聞き流し勉強法で得られる効果と並行してやってほしい勉強法

こんにちは、しゃいにーです。

前回の記事で、「英語の聞き流しは効果がある」と言いましたが、実際にどんな効果があるのかまでは詳しくお伝えしていませんでした。

前回の記事→英語の聞き流し勉強で効果を高める5つのポイント

そこで今回の記事では、英語の聞き流しによって得られる効果をきちんと文章にまとめてみようと思います。

結局どんな効果があるの?

とまだ聞き流す勉強法に対する疑問が残っているひとには参考になるかと思います。

英語の聞き流しで得られる効果は3つ

わたしの体験を振り返ってみると、英語の聞き流しで得られた効果は3つあると感じました。

  • リスニングが上がる
  • 語彙が増える
  • スピーキングが上達する

リスニングはわかるけど語彙とスピーキングも?

って思ったひとは多いかもしれません。

でも、伸びるんですよ。

英語の聞き流し勉強で効果を高める5つのポイントの記事に書いたポイントを抑えたやり方でやるのが条件ですけどね。

詳しくは後述します。

リスニングが上がる

聞き流しの効果でリスニング能力がアップするというのはなんとなくイメージしやすいかもしれませんね。

わたしは聞き流しによるリスニングアップの効果はその人の英語レベルによって少し変わってくると感じています。

英語の音やスピードに慣れる【初心者】

まず、初心者の場合。

日本人の場合、ほとんどの人が中学、高校と計6年間は英語の勉強をしているので、まったくの初心者ということはないはずですが、リスニングに関してはほとんど聞き取れないという人も少なくありません。

学校の英語の授業ではリスニングはほとんどやっていないので当然ですね。

そういった人にとって、英語の聞き流しというのは、英語の音やスピードに慣れ親しむのに最適です。

足を引っ張っているリスニングを、今のリーディングに相当するレベルまで引き上げることができます。

ただし、テキストベースで勉強していて、英語の音に関する知識がほぼない状態だと英語を聞き流してもあまりリスニングの上達は見込めません。

なので、その部分を補う発音の勉強と並行しておこなうとよいでしょう。

いっしょにやるといい勉強法
フォニックスなど発音に関する知識のインプット

関連記事→英語の発音を良くするために私がやった練習法を5つ紹介します

クセのある英語に慣れる【中級者以上】

ある程度リスニングに自信のある人は、さらなるステップアップとして、聞きなれた英語以外の英語を聞き流しで取り入れると効果バツグンです。

たとえば、多くの人はアメリカ英語をベースに英語を学んでいると思うので、おなじネイティブでもイギリスやオーストラリアなど、アクセントが異なる英語を聞いてみるといいです。

それらにも慣れてきたら、今度は聞き取りにくいという評判のインド英語や、その他あらゆる国出身の非ネイティブが話す英語の聞き流しにもチャレンジしてみてください。

チャレンジするといっても、このあたりは慣れの問題なので基本的には聞き流すだけで大丈夫です。

こういったクセのある英語を聞き取れるようになるためには、変に真面目にディクテーションなどを取り入れるよりも、聞き流しで大量に聞くほうが早くラクにできるようになります。

これはリスニングに限ったことではないのですが、英語の学習はレベルがあがるにつれて勉強法もシンプルになっていくことが多いようです。

ちなみにクセのある英語はYouTubeやPodcastにあふれていますので、興味のある分野で検索して片っ端から聞いてみるといいです。

YouTube

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Apple Podcasts

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わたしは最近片づけにハマっていて、こんまり流片づけにインスパイアされた人が運営する「spark joy」というPodcastをときどき聞いています。

毎回ゲストが変わるのでいろんなアクセントの英語が聞けておもしろいです。

ちなみに肝心のお片づけは一向に進みません(笑)

衣服→本とこんまり流にしたがって終わりましたが、膨大な量の書類を前にしてなかなか手をつけられずにいます(^▽^;)

語彙が増える【中級者以上】

残念ながら初級レベルの段階では語彙の面であまり効果を感じることはできないのですが、中級レベル以上になると聞き流しでも語彙が増えます。

ただし、聞き流しだけで増えるわけではないので、このカラクリをちょっと説明すると、

単語学習や多読で目にした単語やフレーズなど、聞き流し以外で学習した語彙が聞き流し中に登場することで定着する

というイメージですね。

その結果、語彙が増える、あるいは増えた感じがするという現象が起こります。

学習した単語やイディオムはそれだけでは使い物にならないことが多いのですが、こうして聞き流し中に出てくることで使い方が本当の意味でわかって、自分でも使えるようになります。

いっしょにやるといい勉強法

単語学習
単語帳を利用した効率のよい英単語の覚え方

多読
【英語多読】洋書の選び方ですべてが決まる!たくさん読むために試したい3つの選び方。
洋書の多読と合わせて使いたいGoodreadsの紹介

スピーキング力があがる【中級者以上】

使える語彙が増えると、当然スピーキングにもいい影響を与えます。

今まで「知っているけど使うことがてきなかった」語彙たちが、英語を話しているときにパッと頭に浮かぶようになります。

頭に浮かべる前に会話の流れでさらっと口から出ていることもあります。

あとは、大量に英語を聞き流していると、英語独特ののイントネーションとか抑揚を体得するので、英語が伝わりやすくなるという効果も。

発音そのものはかなり練習しないとよくならないのですが、アクセントや息継ぎの位置などは「こんな感じかな?」と感覚としてわかるようになるので、より自然で伝わりやすい英語の話し方ができるようになります。

この効果を感じるためにはスピーキングの練習と並行して行うとよいです。

いっしょにやるといい勉強法

オンライン英会話
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まとめ

英語の聞き流しは、聞き流しだけで効果があるというよりは、ほかの勉強法とあわせて取り組むことでその効果を発揮する勉強法です。

記事中に紹介している「いっしょにやるといい勉強法」を参考にして、自分のニガテや伸ばしたい分野を意識しながら、英語の聞き流しにも取り組んでみてください。

この記事が少しでもお役に立てればうれしいです。

おたがい、頑張りましょうね!

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