「英語が早口すぎて聞き取れない」を解消するリスニングのコツ

「えっ、これがナチュラルスピード?うそやん…早口すぎて全然聞き取れん」

「待って待って、音つながりすぎじゃない?もとの単語なに?」

リスニングの勉強に、と海外ドラマやYouTubeの動画を見ていて、そんな風に困ってしまったことはありませんか?

この悩みは、大量の英語を聴きまくる「多聴」で解決することもありますが、聴いても聴いてもなかなか聞き取れるようにならなくて途方にくれている人もいるかと思います。

今回はそういった方のために、ネイティブのあの早口英語を聞き取るコツをお伝えします!

それは「一言一句聞き取るな!ザッと内容を理解しろ!」です。

次の見出しから詳しく説明するので読んでってね〜!

単語単位で聞き取ろうとしてはいけない

「聴いても聴いても何言ってるのかよくわからない…」というあなた、もしかして単語単位で聞き取ろうとしてませんか?

リスニングは一言一句聞き取らないといけないわけではありません。

むしろ、その姿勢だといくら聴いてもリスニングは上達しないと思います。

(ディクテーションとかシャドーイングを勉強法として取り入れる場合はのぞく)

大事なのは内容を理解することです。

滑舌の悪いひとの話はどう聞くか

同じ日本人同士でも、滑舌が悪くて聞き取りにくいひとっていますよね。

そういうとき、あなたはどうしてますか?

一言一句聞き取るぞ!というのではなくて、

「なんの話をしてるのか?」

「要するに、なにが言いたいのか」

をつかむために、話の理解に必要なパーツを集めるよう努めるはずです。

わたしたちが普段無意識のうちにやっているこの方法を英語でも取り入れればいいだけ。

必要なのは「一言一句逃さず聞き取る力」ではなくて、「ある程度は聞き流して重要なパーツだけはバッチリ聞き取る力」なんです。

内容理解を重視しよう

そういうわけで、大切なのは英語を聞き取ることではなくて、話の内容を理解することです。

英語が聞き取れたかどうかなんて、どうでもいいです。

どんな単語を使っていたか、語順がどうだったか、ぜんぶ聞いた瞬間にわすれても構いません。

「なんの話をしてたのか」が分かっていれば、それはもう「聞き取れた」と同じなんです。

字幕なしで英語を聞いてみる

頭ではわかっていても、どうしても聞き取れなかった単語に気を取られてしまう人もいると思います。

そういう人にオススメなのが、字幕なしで英語を聞くことです。

教材はYouTubeでも海外ドラマでもなんでもいいですが、「過去に見たことがないもの」に限定してください。

見たことあるやつだとすでに内容を理解してるので意味がないです。

初めて見る内容の動画を一生懸命理解しようという気持ちで見ることが大事。

一回見てちんぷんかんぷんならもう一度見てください。それでもダメならもう一度。

「なんとなくこんな内容の話かな」と理解できるレベルまでなったら合格です。

一言一句すべて聞き取る必要なし。もっと内容に耳を傾けて!

英語のリスニングと言っても、やることは日本語と同じなんですよね。

話し手の言っている内容を理解できたら、それがリスニングができてるってこと。

人は誰しも話し方のクセがあるし、英語のアクセントってひとつじゃない。

早口だったりリエゾンしまくってたりして「何言ってるかわからん〜!」とパニックになる気持ちはわかります。

それでも落ち着いて、音じゃなくて「内容」に意識を向けると聞き取りやすくなりますよ。

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