こんにちは、Shinyです。
今回は単語帳を利用した英単語の覚え方の紹介です。
以前、単語帳を使わない英単語の覚え方についても紹介しましたが、あれは英会話重視の勉強法という感じですね。
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英検やTOEICなどの資格試験に合格する必要がある場合は単語帳を利用するほうが短期間で効率的に覚えることができます。
実際にわたしがやっていた方法を紹介しますね。
単語帳の選び方
基本的にはすでに持っているものを使えばいいと思いますが、これから買うという人のために選び方のポイントを紹介しておきます。
選び方のポイントは2つです。
* できるだけ知っている単語が多いものを選ぶ
* 発音記号またはCD付きのものを選ぶ
順に説明していきますね。
まず、できるだけ知っている単語が多いものを選ぶのは1冊きちんとやりきるためです。
最初に選ぶ段階では、「どうせ全部覚えるならできるだけ知らない単語がたくさん入ったものの方がコスパが良いのでは?」と思うかもしれませんが、コスパ悪いです。
なぜなら、知らない単語ばかりだと覚えるのが苦痛で挫折してしまうから。
知っている、見たことのある単語が多いものの方が結果的に最後までやりきることができるのでコスパ良しなのです。
続いて、発音記号かCD付きのものを選ぶという点。
こちらは、言うまでもなく正しい発音で単語を覚えるためです。
いくら単語を沢山覚えたとしても、発音が分からなければ聞き取れないので意味がありません。
発音記号を理解しているなら発音記号の付いたもの、もし分からなければネイティブの発音が入ったCD付きのものを選ぶと良いでしょう。
忘れるのは前提
最初の数ページを覚えて次に進んだものの、進めていくうちに忘れてしまったような気がして、また最初のページに戻って確認してしまう。
気がついたら最初の10ページくらいまでは完ぺきなのにいつまで経っても後半まで進められない・・・なんてことを経験したことはありませんか?
わたしはあります(笑)
何度も何度も先に覚えた最初の方ばかりが気になって、単語帳を最後までやりきることができないという経験を何度も経験しています(^◇^;)
この経験から学んだことは、「忘れるのは前提として、とにかく一旦終わらせろ」ということですね。
人間というのは忘れる生き物なので、忘れることはもう仕方ないと思って忘れましょう!←
2周目、3周目と繰り返すうちに忘れにくくすれば良いのです。
まずは、終わらせる。
これをしっかりと頭に入れておいてください。
具体的なやり方
用意するもの
* 単語帳
* ペン
ペンはシャーペンでも赤ペンでもなんでも構いません。
好きなものを用意しましょう。
最初は20個ずつ覚える
まず、最初は20個ずつ英単語を覚えていきます。
覚え方としては単語カードをイメージしてください。
単語の意味を隠して、英単語を声に出して読み、3秒以内に意味を言えるか確認します。
発音はキチンと確認した上でやってくださいね。
単語カードをパラパラとめくっていくイメージでテンポよく進むのがコツです。
このとき、意味がわからなかった単語にはペンでしるしをつけておいてください。
1個目の単語から20個目の単語までひと通り確認し終わったら、今度は最初に分からなかった単語(しるしをつけたもの)のみ同じ要領でチェックします。
しるしをつけたもので、2回目も分からなかったものは、またしるしをつけます。
そしたら今度はしるしが2つ付いた単語のみをチェックします。
20個中、分からない単語が0になるまでこれを繰り返してください。
これが1セットです。
100単語まで覚えたら1〜100までを復習する
20個覚えるのを1セットとして、5セットやれば100単語になりますよね。
100単語まで済んだら、ここで一度すべての単語を総復習します。
やり方は20個を1セットとして英単語を覚えたときと同じです。
分からなかった単語にしるしをつけつつ、フラッシュカードをめくるイメージでどんどん進めていきます。
1つの単語に3秒以上悩んではいけません。
サクサク進めていきましょう。
つぎの100単語も同じ要領で覚える
最初の100単語の総復習が終わったら、今度はつぎの100単語(20個×5セット)を覚えます。
やり方は最初に説明したのと同じ。
101〜120、121〜140、141〜160、161〜180、181〜200、とそれぞれ20個ずつ英単語を覚えたら、101〜200単語目までを総復習します。
これを単語帳がまるまる1冊終わるまで繰り返すのです。
どうして20個ずつ区切るのか
単語帳の単語を100単語ずつ、それをさらに20単語ずつに区切るのには理由があります。
それは、メリハリをつけるためです。
英単語を覚えることは、おそらく文法を学んだり、長文読解をしたり、英会話の練習をしたりなど、ほかの英語学習に比べて地味だしつまらないと感じることが多いと思います。
地味でつまらないけれど、英単語は英語を読むにしろ、聞くにしろ、話すにしろ、書くにしろ、絶対に一定量を覚える必要があります。
つまり、一番避けては通れない道でもあるのです。
だから、できるだけ効率よくサクサク進めたい。できるだけ時間もかけたくない。
そこで単語を20個単位で細かく区切ってメリハリをつけ、1つの単語に3秒以上時間をかけないということを徹底するだけで、驚くほどあっという間に単語帳1冊をやりきってしまいます。
もちろん、1周しただけで単語帳1冊分の英単語が完璧に覚えられるわけではありません。
2周目、3周目も同じ要領で繰り返しやる必要があります。
それでも、2周目以降は覚えた単語が増えているのでグッと楽に早く終わらせることができるでしょう。
そして忘れにくくもなっているはずです。
まとめ
資格試験のために勉強をするのなら、単語ばかりに時間もかけていられません。
この方法で効率よく語彙を増やし、ほかの苦手分野の勉強に時間をあてて、試験合格まで突っ走ってください!
応援しています!