「英会話を身につけたいけど、どういう心構えで臨めばうまくいくんだろう?」
そんな疑問にお答えします。
この記事を読めば、英語を話すのに必要なマインドセットがわかります。

こんにちは、英語学習サポーターのしゃいにーです。
英語を話せない人の中には、いわゆる英語力ではなくて、気持ちの問題が大きい人が多いように思います。
かくいう私もその1人でした。
ほかの3技能(読む・聞く・書く)はできるのに話すことだけはどうしてもニガテで、話せるようになるまでに苦労しました。
今回はその経験から英語を話すために必要なマインドセットというか心構えについてお話ししたいと思います。
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英会話が苦手な人は学校英語が原因かも
英会話がニガテな人は学校英語を引きずっていることが原因となっていることが多いです。
学校で英語を教わる過程で染みついてしまった、英会話に対する間違った認識をあらためることで、ニガテ意識を解消しましょう。
学校英語は話すためのものではない
そもそも学校で習う英語は英会話を目的としていません。
複雑な文法やむずかしい構文など、学校で習った際に頭を悩ませた記憶のある人も多いのではないでしょうか。

はっきり言って会話に必要でないものばかり。
絶対に使わないということではないですが、英会話初心者が気にするレベルではないです。
学校で習うのはどちらかというと読解に必要なスキル。
英会話へのアプローチとしては学校英語は参考にならないと思っておきましょう。
英語のテストは細かなミスが減点対象
学校で受ける英語のテストって減点方式なんですよね。
文法が間違っていれば減点。
スペルが間違っていれば減点
こんな風に自分の英文を添削されてしまうが当たり前になっているので、いざ英会話をやるとなったときにも、無意識のうちに自分で減点採点をしてしまいます。
ようは英文の正しさを必要以上に気にしてしまうということです。
でも実際には英文の正しさはあまり問題ではありません。
実際の英会話は伝われば正解
英語を話すときに大切なのは「相手に自分の思いを伝えられているか」という視点です。
極端な話、たとえ文法がめちゃくちゃであっても、相手にあなたの言いたいことが伝わっていればそれでいいのです。
たとえば日本語でも、小難しい表現やカッコいい言い回しを使っているものの全体的にまとまりがなく「結局なにが言いたいの?」っていう人、いますよね。
逆に、小さな子どもと会話していて、単語の羅列であったり、2語文メインのシンプルなやりとりであっても意思の疎通は可能です。
だから、英語を話すときは「相手に伝わってれば正解」くらいに考えておくと気持ちがラクになりますよ。
細かい間違いなんて誰も気にしてない
とはいえ間違えることが恥ずかしいと考える人もいるでしょう。
でも、あえてはっきりと言いますが、あなたの間違いなんて誰も気にしてないです。
会話の相手は英会話のテストをしているわけではありません。
あなたの話す「内容」に意識を向けています。
「間違ったらどうしよう」なんて考えるのはやめて、あなたも会話の相手に意識を向けましょう。
そもそも間違えないなんて無理
それでも間違いが気になってしまうあなたへ。
現実問題として、間違えずに英語を身につけることは不可能です。絶対ムリ。
どうしても間違えたくないから、英語の勉強をやめるしかありません。
今は流暢に英語を話せているあの人も、そのレベルに至るまでにたくさんの失敗を繰り返しています。
最初はみんなしどろもどろだし、変な汗かくし、茹でたこのように赤くなってしまうような間違いもたくさんしています。
クールに英語を話すあの人が?まさか!
はい、まったく想像できないかもしれませんが、事実です。
あの人のかっこいい英語は泥臭い努力と失敗の数々を経てようやく身についたものなんですよ。
英会話を身につけるための心構え
英会話を身につけるために大事なマインドセットをまとめると以下のようになります。
- 相手に意識を向けること
- 伝わったら正解と心得ること
- 間違えるのは必要条件
- ↑はあこがれのあの人も通った道
英会話がニガテな人は「間違っていないか」「発音はどうだろうか」など、自分にばかり意識がいきがちです。
でも、英会話は相手ありき。自分にばかりではなく、相手に意識を向け、「伝わっているか」ということに重点を置くことが大切です。
そうすれば、自分の間違いもさほど気にならなくなりますよ。
だいたい、英会話が苦手な人でも、話すのに必要な知識はすべて揃っていることがほとんど。
となるとあとはいかに心のブロックを外せるかにかかっています。

この記事があなたのメンタルブロックを外すきっかけになれたらうれしいです。