こんにちは、しゃいにーです。
ラダーシリーズのLevel3『Adventures of Sherlock Holmes』を読み終えました。
読んだ感想と気になった英語表現をシェアします。
contents
ざっくりと本の内容
探偵モノです。
シャーロック・ホームズは有名なので説明するまでもないかもしれませんが、一応。
頭の切れる探偵シャーロック・ホームズとその友人兼助手のワトソンのふたりが事件を解決していく様子がワトソン視点で描かれています。
全部で4つのストーリーが収録されており、タイトルは以下の通り。
- A Scandal in Bohemia
- The Red-headed League
- The Adventure of the Speckled Band
- The Boscombe Valley Mystery
この本を読もうと思った理由と感想
簡単にこの本を手に取った理由と読んだ感想をシェアします。
まずは理由から。
なんで読もうと思ったのか
英検の勉強の息抜きとしてあんまり負荷なくサクサクと読めるものを探していました。
この本を読む前に同じくラダーシリーズのレベル2『The Wizard of Oz』を読んだのですが、わたしにはちょっと簡単すぎたのでひとつレベルをあげることに。
あとは探偵モノが大好きで、シャーロック・ホームズも過去にいくつか読んでいたので、別のエピソードも読みたいなあと思ったからです。
読んだ感想
ワトソン視点で話が進んでいくので、シャーロック・ホームズの台詞からワトソンと同じ目線で推理を楽しむことができました。
会話文が多いので、レベル3にしては割と読みやすいのではないかなぁと思います。
ただ、英語らしい表現が多く、いわゆる英語脳ができてないと読むのにむずかしいと感じるかもしれません。
使ってみたい英語表現
つづいて、この本に出てきた気になる表現をピックアップ。
develop
「発達させる」という意味の基礎単語ですが、本のなかでは「(写真を)現像する」という意味で出てきました。
He is always taking pictures. Then he runs downstairs to develop them.
(『Adventures of Sherlock Holmes』より引用)
なるほど、こういう使い方もあるのか、と。基礎単語、奥が深い。
bring to the law
I am glad he has been brought to the law at last.(『Adventures of Sherlock Holmes』より引用)
bring to the law なので直訳すると「法に持ってくる」となりますが、要するに「捕まってよかった」と言ってるんですね。
意味は理解できてもこういった表現はなかなか自分では出てこないなぁと思ったのでメモ。
a late sleeper
He was usually a late sleeper.(『Adventures of Sherlock Holmes』より引用)
これも私なら He usually sleeps late. って言っちゃうなぁ。ちょっとの差なんだけどね、こういうところを頑張りたい。
a most beautiful woman
a most beautiful young woman (『Adventures of Sherlock Holmes』より引用)
the + 最上級 で「もっとも〜な」という意味だと学校で習うけど、ここでは a + 最上級です。
意味は a very beautiful woman と同じ。
theがつくと一番美しい!
aがつくとただ普通にめちゃくちゃ美しい!
そんな感じ。
日本人の苦手な a と the ですが、基本部分をおさえておけば理解はむずかしくないはず。
別記事で解説したものがあるので、aとtheに激しく苦手意識のあるひとは読んでみてください。
have a word
I will go in and have a word with the lodge-keeper.(『Adventures of Sherlock Holmes』より引用)
have a word 海外ドラマ見ててもよく出てきます。
Can I have a word with you?とかね。
「ちょっと話せる?」的な。
Can I talk to you? の代わりに使ってみたい。
どっちの表現も中学単語しか使ってないのに一気にネイティブ感増す。
こういう表現のストックを増やしていきたいです。
meet the law
We came back to England without ever meeting the law.(『Adventures of Sherlock Holmes』より引用)
「法の裁きを受けることなくイングランドに戻ってきた。」というような意味だったと思います。
「meet を使うのか!」と感動したのでメモ。
まじで全然むずかしい単語使ってないんだよなあ。英会話、基礎単語だけで事足りるというのはまさにこういうこと。
難単語をたくさん覚えるよりもこういう基礎単語を深く学ぶほうが大事かもしれない。
それにはやっぱり多読がいちばん。本を読もう、本を。
in one’s heart of hearts
In your heart of hearts, do you think Neville is arrive? (『Adventures of Sherlock Holmes』より引用)
「ぶっちゃけネビル生きてると思う?」的な意味ですたぶん。
このセリフ言ってたのは夫が行方不明になった妻だったので実際のニュアンスはもっと丁寧な感じだろうけど。笑
in one’s heart of hearts ぜひ使ってみたい。
本記事で紹介した英語表現まとめ
以上、わたしが個人的に気になった英語表現を7つ紹介してみました。
おさらいがてら例文を並べて置きます。
- He develops pictures in the room.
- He was brought to the law.
- She is a most beautiful woman.
- I want to have a word with him.
- He had never met the law after that.
- In my heart of hearts, I think you’re amazing.
多読、たのしいね!
次は何を読もうかな。